紫外線予防には日焼け止めが有効ですが、塗り方によって効果に差が出ることをご存じですか?
せっかく効果が高い日焼け止めを塗っても効果半減は避けていところです。
5月から夏にかけて陽射しはますます強くなります。健康・美容対策のためにも紫外線予防は大切です。
今回は効果的な日焼け止めの塗り方を、NGな塗り方を含めてご紹介します。
これじゃ効果半減!?NGな日焼け止めの塗り方
日焼け止めを薄くのばす
日焼け止めは塗ると白くなりがちですが、白くなるのを避けるために必要以上に伸ばして使っては効果は減ってしまいます。
紫外線をしっかりブロックするために、適量を惜しみなく使うようにしましょう。
「ちょっと多いかな?」と思っても、意外と適量に達していないことがほとんどです。
外出直前に塗る
日焼け止めの効果があらわれるのは日焼け止めが肌に馴染んでからです。
外に出る直前や屋外に出てから塗ったのでは、効果があられるまで、肌が紫外線に無防備にさらされているのと同じ状態に。
効果をよく発揮させるには、外出の30分前には塗っておくようにしましょう。
「ちょっとの外出だから…」といって日焼け止めを塗らない
ゴミだしや洗濯物干しなど、5~10分程度の外出でも肌はダメージを負っています。
一説によると、人の肌は紫外線を3分以上浴びると肌の老化を進行させるほどのダメージが残るといわれています。
「ちょっとだけだから」と油断すると日々の日焼けが積もり積もって・・・ということになりかねません。
日焼け止めの効果的な塗り方とは?
日焼け止めを塗る前に肌を整えて保湿する
うるおいのある肌と乾燥した肌の場合、うるおいのある肌の方が日焼けしにくいです。
日焼け止めを塗る前に、化粧水や美容液、乳液で肌を整えるようにしましょう。
また、肌を整えることにより、日焼け止めが落ちにくくなる効果があります。
日焼け止めは重ねづけする
基本は2度塗りです。1度塗りでは塗りきれなかったところをカバーするとともに、汗や皮脂から日焼け止めが落ちないようにするためです。
顔や首元、手などを丁寧に塗った後、その上からもう1度同じ量を塗りなおすようにすればバッチリです。
日焼け止めは肌に馴染んでから外出する
前章で述べたとおり、塗ってすぐに外出だと効果が出るまでにタイムラグが生じます。
前もって余裕をもち日焼け止めを塗る習慣を。
日焼け止めの塗り直しは汗をキチンと拭いてから
長い時間屋外にいるなど、塗り直しをする場合、汗や皮脂が肌に残ったまま日焼け止めを塗ると、肌がベタつくだけでなく、せっかく日焼け止めがすぐ落ちてしまう可能性が。
ハンカチやタオルなどを水で濡らし、顔や腕などを1度拭いてから日焼け止めを塗りなおすとよいでしょう。
まとめ
日焼け止めは「さっと塗っておしまい」では効果が薄いもの。
ちょっとの外出でも油断せず、保湿、塗る量、タイミングに気をつければ良い効果を発揮してくれます。
また、シーン別で紫外線対策アイテムの選定ポイントをまとめたので、こちらも参考にしてみてください。
→シーン別で使い分ける、かしこいUVケアアイテム選定ポイント
日焼け止めを有効に使って夏の紫外線しよるトラブルを乗り切りましょう。