断食というと宗教のイメージがありますが、
最近はプチ断食や週末断食など、メディアでも特集が組まれるなど注目を集めていますよね。
でも断食って、お腹が空いて我慢しなければいけない・・・というイメージが。
断食のやり方は色々ありますが「フルーツ断食」は断食の中でも比較的、飢餓感が少ない断食方法です。
今回は、フルーツ断食の方法や、やる時の注意点などを紹介します。
フルーツ断食の基本的なやり方
フルーツ断食の期間は、最短で1日、最長で1週間から10日です。
今回は週末を利用した方法を紹介します。
まずは、フルーツ断食を行う前日から。順を追って断食の流れを説明します。
前日(金曜日)
この日は、アルコールは控えます。
夕食は夜8時までには済ませます。なるべく軽い物を摂るようにしましょう。
夕食以降の飲食はNGです。
ただし、水とハーブティーはOKです。
この日は、午前0時までには就寝しましょう。
1日目(土曜日)
午前6時~午前7時に起床します。
起きたら、まず1杯の水を飲みます。
水はミネラルウォーターだとベストです。
午前9時までに朝食を摂ります。
以下のフルーツをいずれか1種類を食べます。搾ったものを飲むのもOKです。
・オレンジ:1/2~1個
・グレープフルーツ:1/2~1個
・リンゴ:1/2個
・バナナ:1本
上記のフルーツ以外にも、旬のフルーツを摂るのでも大丈夫です。
昼食は正午から午後3時の間に食べるようにします。
食事はフルーツで。
食べる量と種類は、朝より増やしても構いません。
夕食は午後6時から午後8時の間で食べるように。
食事はこの時もフルーツです。
食べる量は朝と同じ量にします。
夕食後は水とハーブティー以外は摂らないように。
この日の夜も早く寝るようにします。
2日目(日曜日)
日曜は、昼食まで、1日目と同じ食事と生活のパターンで過ごします。
夕食は、お粥や煮込みうどん、シリアル、オートミールなど、炭水化物のものを軽く食べます。
(肉・魚・乳製品などのタンパク質はまだ摂らないように)
3日目(月曜日)
月曜の朝の食事は、普通食に戻って大丈夫です。
ただし、食べる量はいつもより少なめにしましょう。
昼食からはいつもの食生活に戻っても構いません。
フルーツ断食の効果は?
フルーツ断食は、フルーツと断食、それぞれの効果を同時に得ることができるのが大きなメリットともいえます。
ここではフルーツ断食の主な効果を4つ紹介します。
1.むくみの解消
フルーツにはカリウムも豊富に含まれています。
カリウムが余分なナトリウムを排出してむくみを解消してくれます。
2.疲れやだるさの解消
フルーツには、老廃物を排泄に導く酵素が豊富に含まれています。
また、断食によって、消化のために使われるエネルギーが減ると、胃腸などの内臓が休まります。
内臓機能が元気になるので、体のだるさが取れるのです。
3.便秘の解消
フルーツには、老廃物を排泄に導く酵素が豊富に含まれています。
それに加えて、断食による内臓機能の活性化でお通じが良くなります。
4.代謝力アップと脂肪燃焼
体内に溜まっていた老廃物が排出されると、血行やリンパの流れがよくなり、代謝が上がります。
代謝が上がることで脂肪が燃焼されやすい身体になります。
フルーツにはビタミンやミネラルが入っているので、体に栄養を補いながら脂肪を燃やしてくれるので健康的に痩せることができるのです。
フルーツ断食を行う際に気をつけること
以下の場合はフルーツ断食を行うのは避けましょう。
・妊娠中や何らかの病気で医師による治療を受けている場合
・体調不良
・生理中
断食中は、コーヒー・紅茶は飲まないようにします。
できればタバコも控えるようにしましょう。
飲み物としては、ハーブティーがベストです。
ハーブテイーのほかは、なるべくきれいな水をたくさん飲むこと。
1日1リットルぐらいを目安にするとよいです。
使用する果物は、できればオーガニックのものを選びましょう。
果物に対してアレルギーを持っている方は、アレルゲンとなる果物を摂取しないように気をつけます。
過激な運動や人込みに出かける事も控え、ゆっくりとした2日間を過ごしましょう。
まとめ
フルーツ断食は、やりやすいですが、ずっとフルーツだけでは栄養不足に陥ります。
それに。必要以上にやるとドカ食いなどの反動があることも。
期間を守って行ってくださいね。