下肢静脈瘤の症状や原因は?主な治療方法は?

あなたは最近、脚のむくみが気になったり血管が浮き出ていたりしませんか?
もしかすると、それは「下肢静脈瘤」のせいかもしれません。

下肢静脈瘤とは、ふくらはぎの静脈が広がり、血管が浮き出て目立つ病気です。
静脈弁が壊れ、本来心臓にもどるべき血が逆流して下肢に停滞してしまうことでできてしまうのです。

下肢静脈瘤の症状と原因を知っておきましょう。

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下肢静脈瘤の症状とは?

軽度のときは症状が現れることがありませんが、病気が進行すると、脚にむくみやだるさ、しびれ、こむら返りなどの自覚症状が現れます。
放置すると、湿疹や皮膚の変色、出血や潰瘍などが発症します。
病名のとおり、脚に静脈瘤もできますが、見えている瘤と病気の進行度は必ずしも一致しません。
見ためは軽く見えても実際には重い場合もあります。

以下のどれかに1つでも当てはまると、下肢静脈瘤の疑いがあります。
早めに病院へ行って検査してみることをおすすめします。

  • 脚がだるい、もしくは重い
  • 足がよくつりやすい
  • 脚の血管がぼこぼこと膨らんでている
  • 膨らんでいる血管の周りが痛い
  • 血管がクモの巣の様に浮き出ている
  • 皮膚が固くなっている
  • 皮膚が茶褐色になっている

病院で受診する科は、循環器科もしくは血管外科になります。

下肢静脈瘤ができる原因は?

主な原因として、高コレステロールなどの高脂血症、長時間の立ち仕事、遺伝などがあります。
女性の場合は、妊娠・出産をきっかけに罹ってしまうことも。

下肢静脈瘤は50歳以上に多くみられ、男性よりも女性の割合が高いです。
ただ、男性はズボンで脚が隠れているので気づきにくく、重症化する場合が多いといわれています。

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下肢静脈瘤の主な治療方法は?

下肢静脈瘤は自然治癒する病気ではないので、病院で治療を行うのが一般的です。
弾性ストッキングを使用する圧迫療法がありますが、多くは手術で治療します。

手術は以下のような方法があります。

血管内レザー治療
硬化療法
高位結さつ術
ストリッピング手術
体外照射レザー治療

血管内レザー治療は、静脈血が逆流している患部の血管にカテーテルを通し、レーザーを照射して原因血管を閉塞させます。
出血が少なく、術後のキズが目立ちにくいのがメリットです。
入院の必要もなく、日帰りが可能です。手術したその日から普段の生活ができるケースが多いです。(ただし、入浴は2~3日後から)
数年前から保険診療が可能になっており、普及してきた治療方法です。

硬化療法は、針で硬化剤を注入して血管を硬化させることで瘤をなくす方法です。
硬化させた血管は、閉塞・退化し、やがて組織に吸収されて消失します。
この治療方法は、一時的ですが血管が硬くしこりや色素沈着が発生することがあるのがちょっと難点です。

高位結さつ術は、原因となっている血管をしばって切り離し、逆流を止める方法です。
患者への負担は少ないですが再発しやすいことがあります。

ストリッピング手術は、原因となっている血管を手術で取り除いてしまう方法です。
通常は4~5日程度の入院をして行います。

体外照射レザー治療は、皮膚の上からレーザー治療を行う方法です。
この療法は、ボコボコ浮き上がる瘤には効果が乏しく、クモの巣状や細かい静脈瘤を治療するのに用いられることが多いです。

まとめ

下肢静脈瘤は、命にかかわることはありませんが、脚が太くなったり表面が凸凹したりと見ためが気になる病気です。
つい放置しがちではありますが、病状が進行すると治すまでに膨大な時間とお金がかかるので、気になったらすぐ病院を訪れ、早めに治療するのがよいですね。

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