クリーニングに出したまま数年が経過した麻のコート(高い)
着ようと思い取り出してみたら、表面がベッタベタでした。
なんで!?
このコート、ウレタンコーティング(ラバーコーティング)加工のでして、経年すると表面がベタベタになるらしい。
知らなかった・・・
まだ数回しか袖を通していないし、生地自体はまだまだ着れそうなのにベタベタだから外に着ていけない。
めちゃくちゃもったいない・・・。
なんとかならないものかと、ネット検索してみたところ、いくつかの方法がヒットしました。
しかし、そのほとんどがPCのマウスやTVリモコン、ゲームのコントローラーなどで、洋服のコーティングのベタベタ解消方法が見つからない!
これは諦めて捨てるしかないのか・・・
でも、ただ捨てるだけではもったいない!
ものは試し!今回見つけた解消方法をやってみるだけやってみよう!
うまくいったらラッキー、ダメだったら潔く捨てよう!
そんな気持ちでコートのベタベタ解消に取り組んでみることにしました。
ウレタンコーティングのべたつきを落とすは○○!
ダメもとで試すので、高価な薬剤を使用する方法は避けたいところ。
できるだけ簡単、でも確実な方法を・・・
そこで使ったのが、重曹!
方法としては、重曹をぬるま湯(45℃くらい)に溶かして、その中にコートを浸すというもの。
ベタベタの元は酸性なので、これを重曹のアルカリ性で中和させるという仕組みになります。
大きめのバケツに重曹とぬるま湯をいれて、その中にコートをイン!
洗濯表示はドライだったけれど、ベタベタを取るためなので、今回は無視!
浸す時間はおおよそ半日です。
ウレタンコーティングを重曹で除去その結果は・・・?
ポリウレタンコーティングのコートを重曹入りのぬるま湯に浸すこと半日・・・
浸したコートを洗濯機に入れて軽くすすぎ&脱水。
結果は・・・
ベタベタしたまま…!!
粘度は多少落ちましたが、ベタベタなのに変わりなし。
着ていけるレベルには至りませんでした。
(悲しくて、洗濯後の写真撮り忘れた・・・)
どうやら、コーティングのポリウレタンが麻素材の中にまで浸透していて、完全に除去しきれなかった模様。
ダメ元で・・・といいつつ、若干期待していたので、正直ショックでした。
ううう、もったいない(まだ言っている)
–追記–
重曹のお湯から取り出した後、タワシやブラシなどで軽く擦ったら剥がせる場合もあるそうです。
もしかしたら、根気よく繰り返せばベタベタが解消されることもあるかもしれないです。
まとめ
ポリウレタンコーティングが経年でベタベタしてしまうのは避けられないものなので、長年着たい服には不向き。避けた方が良いですね。
洋服を買うときは素材チェックを忘れずに。