夏のイベントの中でもひときわ異彩を放つのが奈良県の大和郡山市で開催される「全国金魚すくい選手権大会」です。
お祭りの出店でおなじみの金魚すくいを、競技として個人・団体で競い合います。
知れば知るほど奥深い世界ですが、実はこの大会、基本的に、誰でも参加することができるんです。
第21回全国金魚すくい選手権大会の開催日程と参加方法、さらに金魚を沢山すくうコツを紹介します。
全国金魚すくい選手権大会2015の開催日程
2015年8月23日(日) 8:30~
金魚スクエア(大和郡山市総合公園施設 多目的体育館)
無料
小学生以上の金魚すくいが好きな人。
ただし、奈良県在住の人は、予選大会を通過した人に限る。
・近鉄橿原線・近鉄郡山駅より
奈良交通バス「71・72系統」小泉駅東口行 市営グランド前下車すぐ
(乗車時間:約15~20分)
・JR大和路線・大和小泉駅(東口)より
奈良交通バス「71・72系統」近鉄郡山駅行 市営グランド前下車すぐ
(乗車時間:約15~20分)
全国大会当日に限り、近鉄郡山駅・JR郡山駅から臨時シャトルバス(有料)も運行されます。
0743-53-1151全国金魚すくい競技連盟 大和郡山市役所 地域振興課内
金魚スクエアがある大和郡山市総合公園には駐車場があります。
しかし、大会当日は非常に混雑するので、電車・バスを利用することをおすすめします。
全国金魚すくい選手権大会に参加するには?
開催日程でもお伝えしたとおり、全国金魚すくい選手権大会は、
「小学生以上の金魚すくいが好きな人」であれば参加可能です。
ただし、奈良県在住の方は予選大会を勝ち抜かないと全国大会には進めません。
一般的に大会開催地だとシード枠みたいなものがあることが多いのですが、この大会は逆のようです^^;
全国大会に申し込むには、7月14日(火)まで(必着)で、
大会HPの申込フォームから申し込むか、申込書に必要事項を記入して、大会事務局まで、郵送またはFAXで送ります。
競技の種目は、「個人戦」「団体戦(3人1チーム)」があります。
個人戦と団体戦の重複申込はできません。
定員は、個人戦 小・中学生の部が500人、一般の部が800人。
団体戦が350チームです。
申込者が定員を超えた場合は抽選となり、
抽選結果は申込者全員に8月上旬にハガキで通知されます。
ちなみに、個人戦は10位まで、団体戦は5位まで表彰があります。
個人・団体戦各部門優勝者には豪華旅行がプレゼントされます。
全国金魚すくい選手権大会で金魚を沢山すくうコツは?
この大会は、約1,000匹の金魚が泳ぐ水槽から、1人1枚のポイ(=金魚をすくう紙の道具)で3分間に何匹すくえるかで競います。
昨年の全国金魚すくい選手権大会の大会記録ですが、
個人戦 一般の部の優勝者は45匹、小・中学生は31匹でした。
団体戦は74匹です。
3分間で45匹すくうということは、4秒で1匹すくうという計算です。
驚異的ですね。
小・中学生の部でも6秒弱で1匹ということですので、金魚をすくう正確さもさることながら、スピードも求められる競技であるといえます。
過去に開催された大会の
小中学生の部決勝の様子がYouTubeにアップされていましたのでそれを見ると凄さが分かると思います。
金魚をすくう紙の道具を「ポイ」というのですが、
このポイは、紙の厚みが一つ一つ違うので、明りに照らしながら厚いものをチョイスするとよいです。
厚い紙は破れにくいですからね。
また、金魚をすくう際のポイの動かし方にもコツが。
まず、水槽にポイを入れたら水平に移動すること。
すくう金魚が決まったら、金魚の動きにあわせてポイを動かします。
金魚をすくい上げる瞬間は、ポイを斜め上に引き上げると紙が破けません。
こちらもYouTubeで達人技とそのコツが映像を交えて解説されているので、
一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
全国金魚すくい選手権大会は誰でも参加できますし、
見学も無料ですので、「大会に参加するのはちょっと・・・でも興味はある」という方も当日足を運んでみてはいかがでしょうか。
競技自体は真剣ですが、大会の雰囲気は和やかです^^
また、大会当日は開始時間が早いので、
県外から参加される場合は、前日の宿をとっておくことをおすすめします。
>>>じゃらんなら国内15,000軒の宿をネットで予約OK!5%ポイント還元!