6月は梅の季節。
スーパーでも梅酒や梅ジャム用の青梅が売られてるようになりましたね。
今回は梅酒作りがはじめての方のために、梅酒の作り方と失敗しないコツを紹介します。
梅酒の材料を用意する
まずは梅酒に必要な材料を用意します。
左上から・・・
・ビン:5リットル用のやつ
・ホワイトリカー:1.8リットル
・氷砂糖:800グラム
・青梅:1キロ
ホワイトリカー以外のお酒でも大丈夫ですが、度数は35度以上のものにしましょう。
お酒の度数を高くするのは、梅の成分を溶けやすくするのと腐敗防止のためです。
長期保存を考えると度数は高いものがよいでしょう。
青梅は常温に置いておくと数日で黄色くなってしまうので、買ってきたら早いうちに漬けるようにしましょう。
ビンは必ず消毒!
材料を用意したら、まずはビンを煮沸消毒します。
といっても、ビンが大きいので熱湯が入った鍋の中に入れて・・・は難しいので、ビンの中に熱湯を少し入れて、傾けます。そして回しながら、ビン全体に熱湯が行き渡るようにします(熱湯注意!)。
お湯を捨てたら、ビンを逆さにして中を乾かします。
このとき、ビンと布巾の間に割りばしを置いておくと、すき間ができて早く乾かせます。
青梅をしっかり洗う
青梅のアクを抜く
丁寧に洗ったら、たっぷりの水に漬けてアク抜きをします。
水に漬ける時間は1~2時間程度。
水は2リットル以上が望ましいですが、大きい容器がない場合は、30分毎に水を変えるようにすればアク抜きできます。
青梅の水気を拭き取る
アク抜きが終わったら、水気を拭き取ります。
ここを疎かにするとカビが生えてしまうこともあるのでキッチリ拭きましょう。
青梅のヘタを取る
水気を拭き取ったら、青梅のヘタをとります。
竹串で取るのが理想ですが、爪楊枝でもOKです。
竹串(爪楊枝)でヘタを軽く刺し、横へなぞるように動かすとスポッと取れます。
ヘタを入れたままにすると、エグみの原因になったりヘタが取れて梅酒の上の方に浮かんだりするので忘れずに取りましょう。
青梅と氷砂糖をビンに入れる
ビンの中に青梅と氷砂糖を入れます。
まずは、青梅の半分の量をビンに入れます。
この時青梅は静かに入れましょう。
放り込むようにして入れてしまうと、青梅にキズがついたり潰れたりするので注意です。
ホワイトリカーをそそぐ
最後に、ホワイトリカーをビンに注ぎましょう。
一気に入れて大丈夫です。
冷暗所で保存する
漬けた梅は冷暗所で保存しましょう。
最短で3ヶ月。6カ月~1年で飲み頃になります。
もっと深い味わいにしたい場合は1年以上漬けるのがよいでしょう。
お疲れ様でした!
まとめ
手作り梅酒を失敗させないコツはとにかく消毒に気をつけることです。
ビンの煮沸消毒と、青梅の水気は必ずとるようにしましょう。