洗濯機の中がなんだかカビ臭い、洗濯して取り込むと生乾きの臭いがする、洗濯物にワカメみたいなピラピラしたカビ?がついてることがある・・・
それってもしかして洗濯漕が汚れているからかもしれません。
スーパーやドラッグストアなどで売られている洗濯漕専用の洗剤を利用するのもありますが、洗濯機のタイプによってはあまり効果がなかったりも。
洗濯漕専用洗剤であまり効果がなかった・専用洗剤が手元にないときなど、今回ご紹介するやり方を活用してみてください。
洗濯漕専用の洗剤を使わない掃除のやり方とは?
まずは漂白剤、お酢を利用するやり方です。
漂白剤や酢には、水アカを分解したり殺菌する効果があります。
月に1~2回の割合で行うと洗濯槽を清潔に保つことができます。
漂白剤を使った掃除方法
洗濯漕に水をはって、その中に酵素系漂白剤(「ワイドハイター」や「カラーブライト」など)を500ml入れ、洗濯機を数分回します。
回し終わったら、そのまま一晩おいておきます。
翌日通常どおり洗濯機を回して排水したら完了です。
お酢を使った掃除方法
水40Lに対して400mlのお酢を使います。
手順は漂白剤を使った方法と同じです。
上記のやり方を行う際には、洗濯漕の上の部分まで水をいっぱい入れて行うのがコツです。
このやり方は一晩かかりますが、もっと早くキレイにしたい場合は
洗濯漕に40度程度の水(お湯)をはり、酸素系漂白剤を水量の0.02%入れて15分程度置き、その後すすぎます。
酸素系漂白剤がない場合は、熱めのお湯をはって15分放置、洗濯漕を回す…でもOKです。
洗濯漕の臭いや汚れを防止するには?
洗濯漕の臭い・汚れの原因の一つはカビ。
カビ対策の基本は乾燥です。洗濯機を使用した後は蓋を開けておくことや、洗濯槽の内側の水滴を拭き取っておくことでもかなりの効果が見込めます。
また、風呂水を洗濯に使うのを止める、洗濯粉は入れすぎないこともニオイ防止に効果的です。
まとめ
全自動式の洗濯機の場合、洗濯水1mlの中、多くて4000個ものカビの胞子が含まれているそうです。
このカビは洗濯機を使えば使う程増えるものなので、洗濯漕の臭いや汚れはある程度は仕方がないところがあります。
汚れやニオイが気になったら洗浄、というのももちろんありですが、新しいうちから小まめに洗濯漕の洗浄を行うことも大切かもしれまん。