日本最古の花火大会である隅田川花火大会。
打ち上げは第一会場と第二会場と分かれてそれぞれ競演するように打ち上げられますが、この2つの会場の違いってどんなのがあるのでしょうか?
場所、時間、混雑状況などを含め、今回はその違いを紹介します。
鑑賞場所を決めるのに参考にしてみてください。
第一会場の特徴
第一会場の打ち上げ場所は、桜橋下流から言間橋上流の桜橋付近になります。
浅草や押上がおすすめ鑑賞エリア。有名エリアで交通アクセスもよいので、多くの人が集まるのがこの会場です。
花火業者による花火コンクールが行われ、毎年花火職人による渾身の花火を見ることができます。
毎年、19時5分頃から、開幕の花火は第一会場から打ち上げられます。
混雑を避けたいなら、花火は小さいですが、汐入公園が穴場スポットです。少し傾斜した川沿いの芝生は座って鑑賞するには丁度よいです。打ち上げ音も小さいので小さい子にも安心してみれる場所です。
第二会場の特徴
第二会場の打ち上げ場所は、駒形橋と厩橋の間になります。
第一会場よりも人出が少なく、比較的場所取りをしやすく、離れた場所ならのんびり花火を楽しめる会場です。
創作花火やスターマインなどの華やかな花火がメインに構成されています。
毎年、第二会場は第一会場より後(19時30分頃)に打ち上げが開始されます。
打ち上げ玉数は第二会場の方が若干多い(第一会場:約9,350発、第二会場:約10,650発)です。
隅田川花火大会はどちらの会場で見るのがよい?
打ち上げ花火数など、規模は殆ど変らないのですが、メイン会場といえるのは第一会場の方でしょう。
コンクール会場は第一なので力作ぞろいの花火を楽しめます。
ただし、混雑がいちだんと凄いです。お子さんと一緒だとキチンと場所を確保しておかないと本当に過酷です。
あとは花火の好みよります。打ち上げ業者がそれぞれの会場で違うので、事前にチェックしてみるのもおすすめです。
第一会場
第二会場
浅草駅周辺、隅田川公園ならどちらも見ることができます(すごく混みますが…)。
蔵前橋周辺は第一、第二会場とスカイツリーが同時に鑑賞可能なエリアです。
ただし、蔵前橋上は、大会時は立ち止まりは禁止で、墨田区から大東区への一方通行に規制されるのでご注意を。