会社の上司や親族など、もし相手が喪中であった場合、
お中元を贈っても良いものなのか悩みますよね。
送っても失礼に当たらないか、
送るとしたら時期はいつごろか等のマナーを紹介します。
相手が喪中だけれどお中元を贈っても大丈夫?
結論から先に述べると、
喪中の方にお中元を贈っても差し支えありません。
お中元やお歳暮などは普段お世話になった方へ感謝の気持ちを贈る習慣です。
喪中は、おめでたい事やお祝いに関する事を避けるのが目的です。
お中元はお祝いの贈り物ではないので、
喪中であるから送るのはタブーというわけではありません。
次に、喪中の方へお中元を送るときのマナーを紹介します。
喪中の相手にお中元を送るときのマナー
喪中にお中元を送っても問題はありませんが、
いくつか気をつけたい点があります。
前段で述べたとおり、
お中元はお世話になった方に対する挨拶であり、
喪中とは関係ありませんが、
あまり華やかな物は避ける方が良いでしょう。
また、贈り物として、お線香はお中元にふさわしないので避けましょう。
贈るタイミングについては、
忌明けが過ぎてからにした方がよいです。
忌明けが過ぎた場合でも、まだ気落ちされているようでしたら、
お中元の時期はずらして、
暑中見舞い・残暑見舞いといった形で贈るのがよいでしょう。
なお、贈るときは紅白の水引は避けましょう。
白無地の奉書紙に「御中元」か「暑中見舞」と表書きするか略式の短冊にします。
まとめ
お中元は、日頃のお世話になったお礼の気持ちを表すものです。
相手にとって何がよいかを考え、マナーを守れれば、失礼になるものではありません。